労働事件

【平野啓一郎氏の講演より②】

分人とは、対人関係ごとの様々な自分である。
恋人との分人、家族との分人、職場での分人・・・それらは必ずしも同じではない。
一人の人間は、複数の分人のネットワークであり、そこには「本当の自分」という中心はない。
私という人間は、対人関係ごとのいくつかの分人によって構成されている。
複数の分人の構成比率によって、その人の個性は変わる。

このように、平野氏は著書の中で書いています。

「個人(わけられないもの)」と考えると、すべてが「自分」と考えるので、一つの側面がいやだと感じると、すべてを否定的に考えてしまいます。
自己否定です。

分人ごとに考えてみるとどうでしょうか。
一つの関係性の中の自分がいやなのだ、と、考えてみると、どうでしょうか。
「自分を好きだ」と言いやすくなります。
自己肯定しやすくなります。

自分を一気に、全部、好きになるのはハードルが高いです。
それを「この分人は好きだ(その人といる時の自分が好き、心地いい)」と思えると、自分を少しずつ好きになり、自己肯定感が増えていきます。
「Aの分人はうまくいっている」「Bはそこそこ…」「Cはいまいちだなぁ」…、
などと、「分人」として、プロジェクトのように考える。
そうすると「この分人は好きだ」「この分人も好きだ」と、足場が増えていき、自分に肯定的になれるのではないでしょうか。
(文責 事務局)

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