お知らせ

【2019年第61回福岡県母親大会】

日時:2019年10月6日(日)10:00~16:00
会場:クローバープラザ(春日市原町3-1-7)
参加券700円(学生500円) 
*男性もどうぞ

今年の全体会記念講演は、元朝日新聞記者で、フリー国際ジャーナリスト、「9条の会」世話人でもある、伊藤千尋さんが登壇します。

伊藤さんが共同代表を務める「NGOコスタリカ平和の会」では、日本と同じ平和憲法があり、そしてそれを守りぬいて現実に軍隊がないコスタリカの様子を伝えています。
先の第2次世界大戦において自らが引き起こした悲劇を反省して、二度と戦争をしない、そのために武器を持たないと憲法に書き込んだ日本のはずなのに、近年さらに軍備を強化し続けています。
平和を実現するためにどのような努力をしていくのか、『憲法を活かす世界の人々-政治を変えるのは私たち』と題した今回の講演から学びたいと思います。

当日のスケジュールは、下記のとおりです(チラシもご覧ください)
10:00~12:00 分科会(13の分科会があります)
特別分科会 ドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」
13:00~15:30 全体会

「母親大会」とい名付けられていますが、母親だけのものではありません、
男性も是非ご参加ください。

「母親大会」とは?
1954年(昭和29年)、アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験で、まぐろ漁船の「第5福竜丸」が被ばくし、久保山愛吉さんが亡くなりました。
繰り返し行われた水爆実験に抗議し、広島、長崎と3度被ばくを体験した日本の女性・母親たちが「核戦争から子どもを守ろう」と世界の女性に呼びかけて、世界母親大会がスイスで開かれました。
以来毎年、日本母親大会、都道府県ごとの母親大会が開かれ続けています。
(第61回福岡県母親大会チラシより抜粋)

主催:第61回福岡県母親大会実行委員会
福岡地区母親大会2019チラシ表福岡地区母親大会2019チラシ裏

【2019 神無月】

今度の人事で担当することになった業務が、ものすごく大変…
いろんな人から「大変すぎて体調崩すよ」と脅されてるよ…(泣)

これは友人から届いたメールです。
普段穏やかな彼女が、「忙しすぎて、イライラが噴き出して、時々キレちゃうんだよ」と言うのです。
ただ、彼女もこのままでは自分が壊れてしまうと思い、上司に業務分担の改善を、何度も訴えたそうです。
それを受けて、上司が改善案を考えて、さらにその上の上司に掛け合ってくれていると聞きました。
「どうなるかわからないけど、上司が動いてくれたことが実を結ぶことを祈るよ」と話していました。
改善案が通り、友人の負担が減ることを祈っています。

友人の職場のように、問題が起きた時に対処しようとしてくれる組織であるといいのですが、法律事務所に勤めていると、そうじゃない職場が多くあることも目の当たりにします。
そして、その大変な状況を、頑張って乗り越えようとする方々がたくさんいます。
人間にとって喜びであり自己実現の手段であるはずの労働で、人生が変わってしまってはいけません。

職場に労働組合がある方は、労働組合に相談してみる。
労働組合がなければ、地域の労働組合を訪ねてみる。

私どもの事務所へのご相談も選択肢の一つだと、頭の片隅に置いていただけたらと思います。
(事務局)
lawyers[1] 

【2019 文月】

今年は、統計開始以来最も遅い梅雨入りとなった福岡。
例年より21日遅く、6月26日の梅雨入りとなり、その週末には、熊本や鹿児島、宮崎など広い範囲で強い雨が降り続け、警戒が続きました。

大雨が降り続き大きな被害が起こったニュースを、毎年のように聞いています。
各自治体から公開されているハザードマップを確認して、危険箇所を調べておくことは大事です。
何かあった時の地域の避難場所や、家族の集合場所なども、話し合って確認しあっておきたい情報です。

初夏から秋にかけては、台風や前線の影響で、大雨、洪水、暴風、高潮などによる自然災害が起こりやすくなります。
十分にお気をつけください。
(事務局)
あじさい

【弁護士の魅力セミナー 薬害スモン事件に学ぶ~「薬害の原点」薬害スモン事件で患者と弁護士はどう闘ったか 】

 日時:2019年7月11日(金)17:30~
場所:天神ビル11階5号会議室(福岡市中央区天神2-12-1)
参加費無料、事前申込不要 
*終了後、懇親会予定(学生、受験生、司法修習生は参加費無料)

弁護士を講師に招き、様々なお話を伺ってきた、弁護士の魅力セミナー。
今回は、薬害スモン訴訟福岡弁護団の一員であった、岩城和代弁護士にお話を伺います。
また当日は、患者として闘った原告の方もお招きしており、お話をしていただきます。

スモンとは、SMON subacute myelo-optico-neuropathyの略称で、別名:亜急性脊髄視神経症と言います。
整腸剤キノホルムによる薬害で、激しい腹痛が起こり、2~3週間後に下肢の痺れ、脱力、歩行困難などの症状が現れるもので、1950年代半ばから1960年代にかけて、多くの被害が発生しました。
発生当初は原因がわからず、原因不明の奇病だとか伝染病などと言われましたが、キノホルムが原因と分かったことで、患者たちの憤りは高まり、キノホルムを製造販売していた製薬会社と使用を認めた国の責任が問われ、訴訟となりました。

他では聞くことの出来ない話も聞くことの出来る貴重な機会です。
学生のみなさん、司法試験受験生、司法修習生の方はもちろん、若手弁護士から中堅弁護士まで、たくさんの方のご参加をお待ちしております!

主催:NPO法人九州アドボカシーセンター
お問合せ:九州アドボカシーセンター事務局(℡092-643-8477)
アドボカシー「弁護士の魅力セミナー(薬害スモン)」

【2019 皐月】

毎月月初めにお届けしている1日コラム。
5月はフライングです(笑)

メーデーは、1889年(明治19年)5月1日に、アメリカの労働者38万人が、 「仕事に8時間を、休息に8時間を、俺たちがやりたいことに8時間を!」 をスローガンに掲げ、ストライキに立ち上がったことから始まった「労働者の日」です。
日本だけでなく、世界各地で行われています。
当事務所は、毎年5月1日のメーデーに参加しています。
昨年(2018年)は、県下9ヶ所で約2600名の方々が参加しました。

10連休のまっただ中、福岡市は冷泉公園(10時開会)で行われます。
お休みの方は「今年は参加できる!」と思った方もいることと思います。

職場での様々な問題を報告する場でもある集会では、困難に立ち向かう力強さや、支える人たちの存在を感じ、勇気づけられます。
世相を表した力作揃いのデコレーション、プラカードの出展企画もあります。
お楽しみに!
メーデーチラシ表メーデーチラシ裏

【NNNドキュメント -防衛大学校の闇(仮)-】

放送日時:2019年4月21日(日)深夜24:55~
日本テレビ系列(福岡ではFBS)にて放送

福岡地裁では、現在「防衛大裁判」が行われています。

原告は2013年に防衛大学校に入学。
原告は、「指導」と称し、すさまじい暴力や陰湿ないじめを受け、教官や大学内のカウンセラー、防衛大に駐在している警務隊に助けを求めても、適切な対応をしてもらえませんでした。
刑事告訴を経て、現在、福岡地裁にて民事訴訟中です。
被告 国と、被告 学生は分離されて、裁判は進み、本年2月5日に、被告元学生に対する判決が出されました。
(被告8名中7名に総額95万円の支払い命令が出ました)
6月13日、被告 国との裁判は、最終口頭弁論を迎えます。

当事務所の井下弁護士が、弁護団の一員として参加しています。
防衛大学校で起きていることを、この報道でも知っていただきたいと思います。

放送日時:2019年4月21日(日)深夜24:55~
日本テレビ系列(福岡ではFBS)にて放送
再放送は、下記の通りです。
4月28日(日)昼11:00~(BS日テレ)、早朝5:00~、深夜24:00~(CS日テレNEWS24)
NNN防衛大

【2019 卯月】

 新入生、新社会人のみなさん、新しい旅立ち、おめでとうございます。
新しい世界で、みなさんの夢や希望を叶えていっていただき、実り多い人生を歩んでいただきたいと思います。

新社会人となったみなさんにとって、初めての会社での毎日には、たくさんの仲間たちとの楽しみや刺激に溢れていることと思います。
そんな中で、ふと「この対応、この処遇はおかしいんじゃないかな」と思うことがあるかもしれません。

社会人となり初めて働いた会社で体験したことは、その後の社会人生活の基本となると思います。
初めて体験することだから、「普通」なのか、そうでないのか、わからないこともあります。
様々な会社で働くご友人と、お互いの職場についても話してみて下さい。
「私の会社では普通だと思っていたことが、友人の会社では普通ではないんだな」と思うことがあるかもしれません。
「何かがおかしい」と思ったら、専門家に相談することも選択肢に入れてほしいと思います。

昨年の春、全労連(全国労働組合総連合)が発行する、「知っておこう!働くあなたの権利手帳」を読み、知っているようで知らないこと、改めて確認しておいてほしいことを掲載いたしました。
新しく変わった部分は変更し、再掲いたします。
(事務局)
菜の花

【弁護士の魅力セミナー ハンセン病隔離政策がもたらしたもう一つの悲劇 】

日時:2019年4月12日(金)17:30~
場所:天神西茂ビル601(福岡市中央区天神3-4-10 1階がローソン天神3丁目店)
参加費無料、事前申込不要 
*終了後、懇親会予定(学生、受験生、司法修習生は参加費無料)

弁護士を講師に招き、様々なお話を伺ってきた、弁護士の魅力セミナー。
今回は、ハンセン病隔離政策によって社会に残されたハンセン病患者の家族が受けてきた差別の実相について、現在熊本地裁に係争中のハンセン病家族訴訟の弁護団の1人である、当事務所の池田弁護士がお話します!
また、当日は、当事者の患者家族からも直接お話しいただく予定です。

他では聞くことの出来ない話も聞くことの出来る貴重な機会です。
学生のみなさん、司法試験受験生、司法修習生の方はもちろん、若手弁護士から中堅弁護士まで、たくさんの方のご参加をお待ちしております!

主催:NPO法人九州アドボカシーセンター
お問合せ:九州アドボカシーセンター事務局(℡092-643-8477)
弁護士の魅力セミナー「ハンセン家族訴訟」

【市民とともに考える憲法講座Vol.4「憲法改正する?しない?」 】

日時:2019年4月6日(土)15:00~18:00(14:30開場)
場所:福岡県弁護士会館大ホール(福岡市中央区六本松4-2-5)
入場無料、予約不要

福岡県弁護士会主催、市民とともに考える連続講座。
第4回目は、憲法改正をテーマに、自民党改憲案支持、反対、それぞれの立場で意見を戦わせます!
登壇するのは、
中島繁樹弁護士(憲法改正発議研究会代表)と、
伊藤真弁護士(法学館憲法研究所所長)です。
コーディネーターを、南野森九州大学教授が務めます。

「憲法改正」や「国民投票」など、ニュースなどで聞いたことはあっても、具体的なことはよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。
憲法の本質や、改憲は何を意味するのかなど、知っていただく機会になると思います。

現在の憲法は、「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和主義」という3つの大きな柱を持っています。
これらが当たり前ではなかった時代があり、戦争がありそれが終わり、いろいろなことがあって、現在の日本国憲法が生まれました。

「憲法改正は、私たち市民には直接関係ない」と思うかもしれません。
改憲案支持と反対と、それぞれの意見を聞いてみて、私たちの暮らしに関係があるのかないのかを考えてみていただきたいと思います。

入場無料、予約も不要です。
六本松に新しく建った弁護士会館へ、ぜひお越しください。

憲法連続講座は、2018年6月から、約4ヶ月に1回のペースで、憲法に関する問題をテーマに、学者やジャーナリスト、政治家らの講演を予定しています。

主催:福岡県弁護士会
共催:日本弁護士連合会、九州弁護士会連合会
連絡先:福岡県弁護士会(℡092-741-6416)
190406憲法講座4

【人権問題から見たメディアの実態】

日時:2019年3月16日(土)総会13:30~14:00、記念講演14:10~16:00
会場:なみきスクエア2階視聴覚室(福岡市東区千早4-21-45)
資料代:500円

2016年2月に発足し、今年結成4年目を迎えるNHKを考える福岡の会では、元アナウンサーの方など、これまでに様々な方をお招きして講演、学習会を行ってきました。
当事務所の井下弁護士も、2016年11月に「メディアと改憲」というテーマで講演を行いました。

今回は「人権問題から見たメディアの実態」をテーマに、井下弁護士が登壇いたします。
お誘い合わせの上、ぜひお越しください。

主催事務局:NHKを考える福岡の会
190316NHKを考える会総会&講演(井下)

まずはお気軽にご相談ください

「こんなこと相談していいのかな」などと悩む必要はありません。
相談料は30分5,000円(但し初回30分は相談料無料)

tel:092-739-7300

(月~金 9:00~17:15)

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